悲しくてかっこいい人
イ・ラン 著 「悲しくてかっこいい人」
ミュージシャン、映像作家でもある イ・ランのエッセイ集。
帯の言葉を借りると
日常を悲しみながら、あははと笑い飛ばすアーティスト
イ・ランのひとりごとエッセイ。
ソウルを自転車でさすらう彼女の心に近づく73編
あははと笑い飛ばす、というより
表情を変えずに心で笑い飛ばす印象ですが、
本当におもしろい1冊。
原題は「いったい何をして生きている人間かと」とのこと。
この翻訳本の無機質な印象もとても好きですが、
やっぱり原題の方がより近いでしょうか。
後半になるにつれ、魅力が加速します。
とても強い印象を持つ彼女ですが、
音楽はアコースティックで繊細。
合わせて楽しむのもまた良き。
*イ・ラン 著 悲しくてかっこいい人 ¥1800+tax
サイトからもご購入いただけます。
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